草笛音色
 
主に二次小説を扱っています。
 

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7話「思い出の場所」 8話「鍵がかけられた記憶」

いつのことだろう
よく夢に
手を振っている君がいた・・

     「君って?…」

7話「思い出の場所」
「いつものばしょ・・か・・」
利耶の家から帰ってきて何気なく時計を見ると
時刻は六時半すぎであった。
テーブルの上のメモを見ると
『明日の夜六時に、いつものところで…』
とだけ記してあるだけだ。
『来ないと損するから』
「・・損? なんで・・」
そんな疑問を持ちながらも、いってみたい気持ちは山々だ。
けれども、「いつもの場所」って・・どこだろうか?
その時呼び鈴が鳴った
「はいはい。だれですかっ…!」
それは黒いオタチ…
このオタチ、大会で見たような・・
いや、それ以外にも特別等によくいるような・・
「会長のオタチ?!」
きゅーきゅーないてるオタチは確かに会長のだ。
「だめじゃないか ほら帰らないと心配するよ。 ・・ってちょっ ちょっとどこ行くんだ!」
ちょこちょこ小走りで階段を下りるオタチを
俺は夢中で追いかけた。
アパートをでて、商店街の真ん中突っ走って、学校の校門くぐって・・
     校門?!
気がつくとそこは屋上で、人影が見える。

「あいつ来るのかな?」
「さぁ。…でも、来るよきっと。 ほらね」
小さめの男らしき人影に指を指されてちょっと
ビビッタリした俺。
よく見ると人影は
   「柊山 和貴」(ひいらぎやま かずたか)
   「七梅雨 泰」(ななつゆ ゆたか)
   「室柁 真」 (むろだ まこと)
   「大口 詩織」(おおぐち しおり)と
会長と副会長。
いずれも学校中の注目人物だ。
しかし、なんでこんな人たちが
俺なんかに用があるのだろうか・?
会長がこっちを向いている
いつもの氷のような視線ではなく、暖かな春の日差しのような目で見ている
その光景はまるでどこかで見たような
懐かしい光景であった…




ただ君を見ているだけで
俺の心には
何か言葉では表せないような
感覚が走った。
もし君の心理を知れたら…

8話「鍵がかけられた記憶」

「おい。盛羅、ここに座れよな」
「はっ・・はい・・」
いきなり室蛇先輩に話しかけられたので少し戸惑う俺。
けれども皆の表情はあたたかい
まるで、「友達」を見る眼差しだった。
「だーめ。真君の隣じゃなくて、この世界の美少女「詩織」様の隣に座るんでース。」
「はいはい…自称世界の美少女さん、落ち着きなさい・・」
「自称じゃなく事実です~」
「分かったから・・詩織は美少女だから」
「それでよぉし!」
一見ふざけているように見えるが実際本性だったりする大口先輩。
・・って、あれ?なんで俺こんなこと知ってるんだ?
先輩達から話しかけられたことも無ければ、こんなに近づいた事も無かったはず・・
なんで・・?
「貴。今まで無理に思い出させたくないと思っていたんだが、急遽予定変更だ。 今すぐに思い出してもらう」
「はぃ?」
俺の頭は?マークがぎっしりである。
いきなり呼ばれていきなりそんなことを言われたら誰だってそうだが…

するといきなり会長が
「彩必殺! 地獄雷落・御織流殿盤!(じこくかみなれおとし・ごおるでんばん)」
と叫びながら、足を俺の前に出して・・・
「ぐはぁ・・・」
・・・・蹴ったよ・・今蹴ったよね!?しかも急所に命中!
てかなんで蹴られないといけないわけ?
それ以前にいまの必殺技って何者?
名前は長ったらしいくせにただの蹴りだろ?
とか無駄なことを考えてるうちに意識がモウロウとしてきた・・・
今までの記憶が早戸馬の様に・・
って俺って死ぬの!?
「ナイス彩! 見事に命中」
「はっ・・私を甘く見るとこうなるわ」

そんな会話が繰り広げられている中意味不明になった頭を必死に動かして状況分析をしようとしているが・・
だめだ・・頭がごっちゃになってる・・



6月11日(土)21:55 | トラックバック(0) | コメント(0) | 星が輝くから~お嬢様とは名ばかり~ | 管理

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